ryo-aの雑記ノート

ryo-aのネタ帳。プログラミング関係の記事はQiitaで。

実家にリモートワーク環境を構築して2拠点での活動を試みる話

10月末、ちょっと色々あって*1福岡の実家に帰省しました。その際に、実家の環境が案外リモートワークや諸々の活動(目下は修論執筆)に悪くはなさそうであると気付いたため、「2拠点」のようなものを試行してみました。あくまで試行なので本格的にやるつもりはなく、あまりコストを掛けない範囲で試してみた際の記録です。

実家の環境

  • 地方の住宅地によくある2階建て
    • 鉄筋造で5GHzのWi-Fiはあまり届きません
  • ISP ベストエフォートで1Gbps回線
    • 今となっては平均的な回線?
    • 専有とはいかないまでも、東京のマンションよりは快適です。
  • 1階・2階の間にLANケーブル埋設済み
  • 1階に一般的なWi-Fiルータを設置済み

要件

  • 1階・2階の両方で快適に通信出来る環境
    • デスクは2階の部屋にありますが、リビングで寛いで作業したい時もあります
    • 仕事的には当然ながらconfidentialな会議もあるため2階での隔離された環境は必須です
  • 東京の環境にすぐ接続できること

両親からのリクエス

構成

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やっていることは案外シンプルです。

東京側での対応

  • プライベートのPCにはAnyDeskを入れ、遠隔アクセスができるようにした
    • 擬似的にマルチディスプレイも出来て便利です。ただクリエイティブの作業はレイテンシや色的に厳しい。
  • 社用workstationはノータッチ(福岡でのWFHでは社用ラップトップを使用する)

福岡での対応

移動に関して

自宅から実家までdoor-to-doorで5~6時間程度です。飛行機による移動が全く苦にはならない趣味でよかった。むしろ飛行機に乗るため帰省してると言っても過言ではないです。 少し早めに着けば羽田のラウンジで作業もできます。

とはいえコストはそこそこ掛かるので、「毎週末帰る」みたいなのは現実的には無理そうです。収入がめっちゃ増えたら別ですが、今後のライフイベント*2なども考慮するとそこまでの余裕はなさそう。あくまで休暇で帰省したときにWFHをストレス無くできる環境……くらいで考えておくほうが良いなと思いました。

また、東京での都合によって突発的に帰省期間が変わりうるため、先得などで予約するとキャンセル料で痛い目に遭いそうです。 変更可能運賃が良いな~ということで、金券ショップで株主優待券を買うのがベストだと考えています。

今後の課題

  • AnyDeskによるRDP環境がクリエイティブ作業に向いてない。レイテンシの不満は全くないが、圧縮による色の変化がひどすぎてまともに作業できない。
    • Parsecが良いとの噂があるため、試してみたい。
  • 異動を控えていて、仕事でもクリエイティブ寄りの作業が増えそう。セキュリティ上、東京の自宅に置いた社用WSにRDPできない。
    • 異動の詳細は後日。
    • 両立を考えるならハイエンドラップトップを使わせてもらうとかになりそう。でも東京でのWFHはデスクトップの方がいいので悩みどころ……。
    • さすがに「両方買って」のリクエストは通らない気がする*3

脚注

*1:元も子もない話をするとこれは失恋で、つらくなって衝動的に羽田から福岡へ飛んだわけです。意外にもこの傷は早く癒えたのでやはり飛行機は良い……。そういやこいつ高校の時も失恋したら空港に通い詰めてましたね……。

*2:あるのかは分かりませんが……

*3:もし通ったら弊社に足を向けて寝られない。